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日本は「胃がん大国」!?

日本人は胃がんになりやすいのか?

日本が地震大国であるということは一般に知られていますが、実は胃がん大国でもあることはご存知でしょうか?

実際に日本人の胃がん発症率は欧米諸国の約5倍と言われており、年間に49,000人の方が胃がんで亡くなられております。

胃がん(黄色い線の部分)

ピロリ菌にも色んな種類がある!?

では、どうして欧米人に比べて日本人に胃がんの発生が多いのでしょうか?

これは世界各地で流行しているピロリ菌の特性が異なるからと言われています。

例えば、日本人や韓国人の胃にいるピロリ菌は胃がんの発生を促進するものが多く、欧米でのピロリ菌は十二指腸潰瘍の発生を促進しているものが多いといわれています。

ただし、日本のピロリ菌でも沖縄のピロリ菌は胃がんの発生を促進するものは少ないのです。よって沖縄県の胃がんによる死亡者数は、全国平均よりも格段に少ないです。

胃がんにならないようにするためには?

以上より、日本人はピロリ菌の感染を確認し除菌しておく必要があるのですが、日本の胃がん検診受診率は10%程度と言われています。(それに対し、韓国の胃がん検診受診率は50%!!!)

日本でも胃がん検診は依然はバリウムのみの都道府県が多かったのですが、現在は内視鏡で胃がん検診をする都道府県が増えてきております。

内視鏡で慢性胃炎を確認すれば、ピロリ菌感染のチェックが保険適応となります。

胃の症状が無い方は胃がん検診を、胃の調子が悪い方は病院で内視鏡検査を受けられることをお勧めいたします。

当院では細径スコープによる苦しくない内視鏡検査を行っております。検査予約は電話でも可能です。

気になられた方は、当院にご相談ください。

監修・文責 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医 舟木 準

 

 

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