医療というのは、米国基準となっていることが多いです。
米国では戦後コレステロールを下げる食事療法が徹底され、コレステロール値の平均値が大きく低下してきております。
それに対し、日本では戦後食生活の欧米化によってコレステロール値が上昇し米国の平均値と並んでしまいました。
ただ、米国ではコレステロールを下げる食事療法が徹底されたしわ寄せが、糖質の過剰摂取に向かってしまい、肥満の患者さんが増加しているのが最近の問題のようです。
日本においては今後同様に糖質の過剰摂取による肥満の患者さんの増加が懸念されておりますが、アメリカレベルではありませんので、日本人は糖質よりもコレステロールを下げる食事療法に力を入れるべきと言えるでしょう。
コレステロールを下げる食事療法の詳細は、また別の機会にお話しさせていただきます。