こんにちは。院長の舟木です。
大腸がんは食生活の欧米化により、男女ともに近年増加傾向にあります。
癌の部位別死亡率において、大腸がんは
男性で3位
女性で1位
となっております。
大腸がんは早期で発見すれば、切除することで完治します。
切除といいましても、全身麻酔による回復手術や腹腔鏡による手術ではなく内視鏡で切除できるケースもあります。
そのためには、早期発見が必要です。
早期発見するには大腸内視鏡検査が必要です。
当院では、日本消化器内視鏡学会の専門医・指導医の資格を有した医師による「軸保持短縮法」及び「炭酸ガス送気装置」で大腸内視鏡検査を行っております。
ただ、この検査、下剤を2リットル飲んだりとか、なかなか準備が大変です。
ですので、便潜血検査(便を2回とるだけで痛くもかゆくもありません! 目に見えない便中の血液を検出する検査です)を定期的に受けていただき、便潜血陽性となった方だけでも、大腸内視鏡検査を受けていただければと思います。
実際、便潜血検査を7年続けて受ければ、大腸内視鏡検査を1回うけるのと同等の大腸がん発見率があるという研究結果も出ております。
便潜血検査を定期的に受けておられない方、便潜血陽性で大腸カメラをうける必要がある方は、ぜひ当院にご相談ください。
京都市西京区のふなきクリニックの内視鏡のページもご参照ください。
監修・文責 日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医 舟木 準