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胃がんの原因といわれている「ピロリ菌」てどういう菌?

ピロリ菌は胃がんの発生を促す菌です!

最近、テレビや雑誌でピロリ菌について目にされる方も多いかと思います。

今回はピロリ菌について最低限知っておいて頂きたい事をザックリと書きます。

目次

ピロリ菌の特徴を4つにまとめました!

①胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎、その他の病気(リンパ腫やじんましん)の原因になる菌である。よって胃の症状が続いている方はピロリ感染とそれに伴う病気を疑い内視鏡検査(胃カメラ)を受けていただくのが望ましい。

②5歳までの免疫機能の低い胃に侵入し、そのまま持続感染する。大人の胃に新規で感染することは稀。

③内服薬1週間で、除菌することが可能。ただし成功率は100%ではない。除菌をすれば上記①に記載した病気に罹る危険率が下がる。

④感染しているかの診断は、内視鏡所見で大体わかりますが、正式には血液検査、呼気検査、便の検査、生検による検査でできる。ただし、ピロリ菌の感染を保険診療で行うには、胃カメラで慢性胃炎がある事が確認されている、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の既往がある方に限られます。

以上、ザックリとピロリ菌について書いてみました。

胃の調子がなんとなく悪いが胃カメラを一度もしたことが無い方は、一度胃カメラを受けられてピロリ菌の感染状態について確認しておく事をお勧めいたします。

監修・文責 日本消化器病学会 専門医 舟木 準

 

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