こんにちは。院長の舟木です。
今回は当院が院内処方にこだわる理由をお話いたします。
目次
院内処方と院外処方の違いとは?
院内処方とはお薬を院内で調剤しお渡しする方法を言います。当院は院内処方です。対して、院外処方とはクリニックでは処方せんという紙をお渡しして、その紙を患者さんに薬局に持参してもらいその薬局で調剤してもらう方法を言います。よって、院外処方はクリニックと薬局の2カ所に行く必要が出てきます。
最近開設されたクリニックは圧倒的に院外処方のところが多いです。
院外処方の医療機関が増えているこの時代に、なぜ当院は院内処方にしているのか?
理由は院内処方のメリットと院外処方のメリットを患者さん目線で考えた場合、自分が患者さんの立場だったら
院内処方の方がメリットが大きい!!!
と考えているからです。
院内処方のメリットとは?
以下に院内処方のメリットを患者さん目線で簡単に述べます。
①調剤薬局の手数料分、自己負担が少ない!!!(院外処方に比べ、トータルで約30%前後安くなります)。
②一箇所で診察と投薬が済むので、手間や時間の調節になる!!!(しんどい時に薬局まで移動して、また待ち時間がでるのは大変ですよね?)
③薬の追加・変更、日数の調整が窓口で簡単にできる!!!(後で、あの薬くださいって言うの忘れたってこと、よくありますよね?)
④待っている間、看護師や医師の目が届くため、具合の悪い方も安心!!!(万が一の時の対応は一刻を争います)
ほかにも書き出すとキリがありませんが、京都市西京区のふなきクリニックでは、患者さんにとってメリットの大きいと思われる院内処方を今後も続けていきたいと考えております。
監修・文責 日本内科学会 総合内科専門医 舟木 準